【保護者向け】語彙力の重要性

その他
04 /20 2018
 国語の指導をする度に再確認するのが語彙力の重要性です。読解力と呼ばれるものはこの語彙力に起因していると考えています。語彙力、ボキャブラリー、つまり言葉の意味を知っているかどうかで現代文の難易度は大きく変わってきます。




 親譲り無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。小使いに負ぶさって帰って来た時、おやじが大きな眼をして二階ぐらいから飛び降りて腰を抜かす奴があるかと云ったから、この次は抜かさずに飛んで見せますと答えた。



 これは夏目漱石の「坊ちゃん」の冒頭部分ですが、赤字で書いた部分を見ていきます。まず、親譲り・・・親から譲り受けたもの、もとい親同様にといった意味ですが、ここから主人公の親も無鉄砲であったことが分かりますし、もっと幼いころからずっと無鉄砲であったということも分かります。また、無鉄砲・・・先のことをよく考えず強引に事を行うという意味で、この1行からから以下のことが分かります。

1.主人公は無茶ばかりするため、損をすることが多い
2.その性格は生まれつきのもので、親も同様に無茶をしがちである

 そして、腰を抜かした・・・あまりの驚きに足腰が立たなくなることや、非常に驚くことですので、階段の二階から飛び降りて一週間ほどまともに歩けなかったということも分かります。なぜそんな無闇・・・前後を考えずにふるまうのかというと、同級生の一人から弱虫やーいと囃された・・・声を出したり手を打ったりして歌曲の調子をとられた、からだと分かります。つまり、

3.その性格から、煽られたら後には引けず
4.二回から飛び降りて一週間ほどまともに歩けなかった
5.2から分かるように親も無茶をする性格であるので、飛び降りるような危険な真似をしたことに対して叱るのではなく、それしきのことで腰を抜かす軟弱さを叱った

 という理解が出来ます。小説文はとりわけ場面の想像と登場人物の心情をイメージすることが重要ですので、単語の意味がなんとなくか分かる程度なのかしっかり分かっているかどうかで想像の精度が変わってきます。



 著作権の関係上、著作権切れである夏目漱石の「坊ちゃん」を引用しましたが、こうした語彙力による読解力の深浅というのはあらゆるところで散見されます。例えば新聞もそうです。新聞を読むことは勉強になると言われていますが、どうして新聞を読むのかというと、勿論世間の出来事を知るという目的もありますが、子どもに読ませるメリットとしては語彙力が付くことが最大のものだと思います。

 知っている単語ばかりで構成された文章を読んでも語彙力は付きません。知らない単語ばかりでばかりで構成された文章は、難しくて余程のモチベーションがない限り読めないでしょう。だからこそ、学年や学校に応じた推薦図書というものがあるわけです。適切な難易度の本ですので、それを読むことで語彙力を養うことが出来ます。

 では新聞はどうなんだ、子どもには難しいではないかと思われるかもしれませんが、新聞は小説や随筆、論説と違い、最初から最後まで読む必要はありません。基本的に1ページに複数の出来事が紹介されているため、その記事の内1つを読めばいいわけです。基本的に、新聞は10行~20行程度の文章で構成されているため、気になる記事だけを読めばそれだけでその内容は頭に入ってきます。また、取り上げられる記事も日によって変わりますので、毎日読めばそれだけ様々な単語と接することになります。(とはいえ、第一面は政治的な内容ばかりですが)



 「うちの子は読解力が無くて」というご相談はよく受けます。読解力を付けるには語彙力をつけることが第一です。語彙力を付けて、文章の内容がしっかり読み解けるようになった上で、ようやく文章構造の話に移っていくわけです。恐らく保護者の皆様の多くは読解力がない=文章構造が理解できないと思われているのではないでしょうか。そうではなく、語彙力が無いのです。語彙力がないから何を言っているのかさっぱり分からないのです。

 大人になると自然と語彙力が付きます。新聞を読んで、何が書いてあるのかさっぱり分からないという人は少ないと思います。そうした、語彙力が付いている状態で子供と接すると、「どうしてうちの子はこんな簡単な文章も分からないんだろう」「読解力がないのではないか」と思われるのも当然かと思います。しかし、誰しも最初は簡単な文章も分かりませんでした。成長するに伴い読解力が付いていったのは、生活の中で語彙力が必然的に増えていったからです。

 ですので、まずは色んな文章と触れさせるようにして下さい。新聞でも小説でもなんでも結構です。なんならスポーツ雑誌とか、ファッション誌でも構いません。とにかく色んな単語に触れることが最重要だと考えます。



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【保護者向け】【生徒向け】行事予定表提出のお願い

その他
04 /04 2018
 当塾では、地域の小学校・中学校の行事に合わせてスケジュールを組んでおります。その為、保護者ならびに生徒の皆様には学校の行事予定表の提出をお願いしております。この提出がないと塾の予定が組めません。学校のホームページなどで公開されているところもありますが、必ず紙での提出をお願いします。

 また、可能な限り全小中学校をフォローする形で塾のスケジュールを組みたいと思っておりますが、修学旅行中にも塾の授業があったり、定期テスト前なのに塾が休みだったりする時期が出る可能性があります。何かしらの形で補講を行う予定ではありますが、悪しからずご了承下さい。

 特に罰則等を設けるつもりはありませんが、基本的には始業式もしくはその翌日には配布されることが多いかと思います。つまり、9日ないし10日には皆さん受け取っているものと思いますので、13日(金)までに可能な限り提出をお願いします。提出が遅れれば遅れるほどスケジュールを組むのが遅くなり、結果として自身に帰ってきます。また、誰かが提出するから良いだろうではなく、誰も提出しないリスクを考えて自ら提出するよう心掛けてくれると助かりますし、そうした心がけもまた自分に帰ってきます。

 よろしくお願いします。

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新年度時間割変更と新入生締切のお知らせ

その他
04 /02 2018
 4月です。春ですね。

 さて、名古屋市では6日(金)に小学校の入学式と中学校の始業式が。9日(月)に中学校の入学式と小学校の始業式があります。ですので、まだ皆さん進級・進学していないわけですが、塾では4月2日(月)より新学期扱いとする旨をお伝えしてあります。というのも、さっそく今日時間割を間違えて来た子が居るから念のためにブログで告知しておこうと思ったわけです。

 時間割を間違えた生徒らは「しまった~!」「うっわ、やっちまった」と言っていました。一旦帰っても良いよとは言いましたが、どうせ1時間後に授業がありますからね。帰宅と通塾にかかる時間を考えると家に帰ったところで何か出来るわけでもなし、「しょうがないのでマイペース(新研究)やってます…」と渋々勉強を始めました。

 というわけで、中学生に関しましては時間割が1時間そっくりそのまま後ろにズレる場合が殆どです。コース変更等がある子には曜日変更の旨もお伝えしてありますが、何かご不明な点がございましたらお気軽にお電話ください。



 それともう1点、新入生締切に関してです。中3のBクラスのみ、進級されるお子様と新規でご入塾頂いたお子様とで席数の残りが僅かとなっております。まだ余裕はありますが、もし入塾やコース変更をご検討の方がいらっしゃいましたらお早めにご連絡下さいますようお願い申し上げます。

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スマホが学力を破壊する?

その他
03 /23 2018


 脳トレで有名な川島先生による著書「スマホが学力を破壊する」を読みました。書店では「スマホをやめるだけで偏差値が10上がる」というカバーが付いていたため、それに釣られて購入しました。案の定というか、やはり内容は非常にふんわりとしており、科学的な因果関係というよりは統計的な相関関係による記述が多かったです。

 これはスマホに限らずテレビやコンピューター、ゲームなど全てにおいて言えることなのですが、〇〇をしているから成績が下がるということは決してありません。しかし、それは最低限の勉強が出来ていればの話です。総務省のデータを見てみましょう。

平成28年版 情報通信白書
平成28年版 情報通信白書(pdf)

 これらのデータによると、10代の子供たちは平日であれば1日約100分をテレビに費やし、さらに100分をスマートフォンに費やしているということが分かります。さらに休日であれば約150分ずつというデータが出ています。別の調査では1日3時間(180分)以上というデータも出ています。

 総務省のデータと後者のセキュリティ会社のデータで数値に開きがあるのは、恐らく前者はスマートフォン不所持や殆ど使用しない人も対象にしているのに対し、後者はスマートフォンのフィルタリングなどを行っているセキュリティ会社であるがゆえに使用率は100%だからでしょう。私見ですが、最近の子供たちはテレビ(ゲーム)派とスマホ派に二分化されているようにみえるのでこの数値は的外れということは無いと思えます。



 さて、1日3時間という数字は保護者や大人からすると「まぁそんなもんだろう」と思うかもしれません。しかし、子ども達の生活と照らし合わせてみると3時間という数字がどれだけ異常なものかが良く分かります。

 仮に朝7時に起床し、8時に登校し、授業後は部活動をして19時頃帰宅する子が居たとしましょう。現在当塾に通塾されている子の多くがこのパターンですし、恐らく部活動をしている中学生の殆どがこうしたパターンだと思います。ここから夕飯を食べてお風呂に入ったりしてからスマートフォンを2時間使うと10時過ぎになります。翌日も学校があるならもうそろそろ寝ないといけません。机に向かう時間は殆ど残されていません。



 ただ、こうした数値は10代というかなり大まかな括りの平均値です。1時間しか使わないよという子も居れば、3時間どころか5時間くらい使っているという子も居ると思います。中学生なのか高校生なのかによっても大きく差の出る部分でしょうし、使用時間のピークは高校生だと思います。高校生によって数値が引き上げられているというのは間違いないでしょう。

 しかし、スマートフォンはより成熟した人間であるはずの高校生がそれだけの時間を費やしてしまうツールなのです。LINEやTwitterといったSNS、Youtubeやソーシャルゲームなどを悪と断ずるつもりはありませんが、それだけ魅力的なモノを中学生に与えるのはやはり危険だと思います。

 安全面などから携帯電話を子どもに持たせるご家庭は少なくありませんが、安全面だけで言えば格安スマホやガラケーでも十分です。最新のスマートフォンを与えれば歯止めが効かなくなることが殆どですので、もしどうしても与える場合は家では保護者が預かる、セキュリティソフトを入れるなど使用制限を設けることが重要だと思います。

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2017年度の指導を振り返る

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03 /22 2018
 3月19日の公立合格発表を以て2017年度の高校受験指導が終了した。私立推薦などで一足早く合格が決まった生徒も少なくないが、今年も公立高校第一志望全員合格とはいかなかった。これは、生徒の学力がどうだのやる気がどうだのではなく全て私の責任だと思っている。

 名古屋松陰塾ナゴヤドーム南校は、生徒が一丸となって特定の志望校に向けて学んでいく所謂進学塾とは違い、入塾時の学力もやる気も志望校も全てバラバラな個別指導の学習塾だ。だからこそ、第一志望の高校には全員合格させてやらなければならないと肝に銘じ続けている。

 今年は私立推薦希望の生徒が多く、公立高校受験を希望していたのが3人だけだった。内2人は第一志望に合格、残る1人は第二志望の高校に進学することになった。本人は第二志望であっても受かっていたことを心の底から喜んでいたように見えたが、実際のところは分からない。どちらかと言えば、受験勉強から開放された喜びの方が勝っていたようにも思える。

 どうすれば彼を第一志望校に合格させてやれたのか。もっとやれることがあったのではないか。そうした点を踏まえた上で2017年度の指導を振り返えらなければならない。

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公立入試対策を終えて

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03 /11 2018
 今年も公立入試対策が終わった。心身ともに疲弊しきっているが、やれるだけのことはやった。人事を尽くして天命を待つばかりだが、それでもまだまだ至らない点もあった。私にとっては去年も今年も、そして来年もあるであろう入試だが、中学三年生である彼らにとっては最初で最後の公立入試だ。至らない点など本来あるべきではないが、まだまだ改善の余地があったことは事実だ。



 あれこれ語りたいことは尽きないが、一先ず今年度の受験指導はこれで〆としたい。合格発表を待つ。

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愛知県公立入試B日程を終えて

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03 /09 2018
 昨日が公立入試B日程、今日がその面接でした。試験の手応えや感想を聞いたところで結果が変わるわけでもないですし、得てして模試や過去問ほどは解けないものです。ですから、極力試験の内容には踏み込まないようにしています。「どうだった?」「解けませんでした」「そうか。終わったものは仕方ないから気持ちを切り替えて次に行こう」なんてのは茶番ですし、本人たちから言って来ない限りはサラッと流すようにしています。

 寂しいのは分かるんですけどね。つっけんどんな態度を取っていますが、ここで傷の舐め合いをしていても仕方がないのも事実ですので。残る二日、頑張っていきましょう。

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2017年度3学期末保護者面談

その他
03 /05 2018
 2017年度3学期末保護者面談が始まっております。2017年度?2018年度?どちらが正しいのかは分かりませんが、とにかく当学期あるいは今年を通して最後の面談となります。お話させていただいている主な内容は以下の通りです。ご欠席の方は目を通していただければ幸いです。



1.自習の自由化、強制化
 4月より、テスト前の自習の自由化ならびに強制化を図ります。通常、授業日のみ自習可としていたのを毎日自習可とすると共に、課題が終わっていない生徒はこちらから呼び出し強制的にやらせることとします。今までは「家の用事が~」と言い訳して帰る子も居ましたが、仮に用事があるとしても残ってやっていってもらいます。
 もしご家庭の事情や、夜遅くまで塾に居ることに対して抵抗がある場合はご家庭でご指導いただき、期日までに課題を終わらせるようにして下さい。というより、もっと早くこうするべきだったのですが、生徒を信じていたため対応が遅れたのは私の怠慢でした。大変申し訳ございません。



2.進級に伴う変更点について
 小学6年生から中学1年生、中学2年生から中学3年生に進級される場合のみ月謝が変わります。詳しくは資料をご確認下さい。また、中学進学に伴い部活動に入部される場合は授業の時間帯を変更する必要があるかと思います。入部が決まりましたらご連絡下さいませ。



 その他いくつかお話させていただいていることもございますがブログに書くほどのものでもないので割愛させていただきます。指導自体に大きな変化はございませんが、個別指導の見直しを行い、よりきめ細かな指導が行えるようにしていきますので、多少厳しくなる部分が増えるかと思います。何卒ご理解ご協力下さいますようお願い申し上げます。



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若き教師のための授業学

その他
03 /01 2018


 仕事柄、毎月何冊かこうした書籍を読むように努めているのですが、その中でも面白かったこの「若き教師のための授業学」をご紹介します。著者は100マス計算で有名な陰山英男さんです。陰山英男さんは元小学校教員で、校長や副校長の他、安倍内閣において教育再生会議委員を務めておられる方です。根っからの教育者ですね。

 タイトルからも分かるように、この本はどちらかと言えば教師、講師向けの本です。だから主に手を取るのは学校教員や塾講師かと思いますが、だからこそこうした教員・講師の視点を持つことは保護者の皆様にとっても確実にメリットになるかと思います。相手の視点を手に入れると、今まで見えてこなかった様々なものが見えるようになります。だから私も保護者の視点を持つべく子育てや家庭教育に関する書籍をよく手に取ります。

 例えば第一章四項に出てくる、「授業に入る前に鏡を見る」という部分。どうして「授業に入る前に鏡を見る」のでしょうか?コミュニケーションを取るうえで、相手が眉間に皺をよせていたり青筋を立てていたら、円滑なコミュニケーションは取れないでしょう。ましてやそれが自分より立場が上の、先生や講師といった立場なら尚更です。上司が会議でいかにも不機嫌そうな顔をしていたら、前向きな話し合いが出来ないかと思います。

 これは保護者においても同様です。例えば家庭学習を促す際に、「〇〇ページまでやったらおやつにしようか」とニコニコ笑って宿題をさせるのと、「〇〇ページまでやりなさい。やらないとおやつは抜きね」とぶっきらぼうに言うのとでは子どものやる気が違います。我々はある意味仕事で表情を作っています。褒めるべき時は口角を上げ、叱るべきときは眉間に皺を寄せます。しかし、これは家庭学習においても同様で、勉強が嫌いな子に対しては、「勉強しろ」と叱るのではなく、笑いながら「お母さんと一緒に勉強しようか」という態度を取る必要があるわけです。もちろん叱るべき時は叱るべきですが。

 他にも、第一章八項に出てくる「子供の学力の上限は読む量に規定され、下限は書く量に規定される」という説明であったり、第四章一項の「寝る子は育つ」、三項の「大食は有芸なり」に出てくる睡眠時間や摂取食品数と学力に関するデータなどは、教師・講師ではなくむしろ保護者向けの内容となっています。



 とは言ってもやはり教師・講師向けの内容になっており、実践的な国語算数理科社会の指導方法だけでなく、保護者に対する接し方(機嫌の取り方)なんかも書かれていて、これ読んで機嫌取りを覚えてると思われたら恥ずかしいから保護者の皆さんには読んでもらいたくないなぁなんて思いつつも、実際に様々な教育改革に取り組んでこられた先生の著書だけあって説得力がありますので、興味があれば是非とも一度手に取っていただければと思います。

 この本は待合室に置いておきますので、ご自由にお読みください。



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2018年公立高校入試倍率

その他
02 /27 2018
http://www.pref.aichi.jp/kyoiku/kotogakko/h30_siganjyoukyou.html

 今年度の入試倍率が発表されました。劇的に上がったところもあれば下がったところもあり。当塾生に馴染みのある高校をピックアップしてちょっと見ていきます。


偏差値65以上
旭丘 1.43→1.63
明和 1.85→1.72
菊里 2.5→2.78
向陽 2.14→2.23
千種 2.42→2.04
瑞陵 2.54→3.14

最難関とされる旭丘菊里明和向陽あたりには目立った変化はありません。この辺りの高校を受験するのは各中学でも一握りの生徒なので、やはり例年さしたる変化はありませんね。一方、難関校とは言え最難関校よりは1つ落ちる千種、瑞陵あたりは0.5倍ほどの変化が。
同じ2群Bグループかつ同じレベルの千種が下がり瑞陵が上がっているので、今年は瑞陵に流れたといった感じでしょうか。



偏差値55~65
名東 2.88→2.33
昭和  2.16→1.86
名古屋南 2.14→2.42
松蔭 2.36→2.62
名古屋西 2.86→2.49
熱田 2.91→2.43
この辺りは難関校の滑り止めも兼ねて受験される事が多く、結構ブレが出ます。もちろん第一志望の人も多いとは思いますが、比較的どの高校もアクセスしやすくどこに流れるのか読みづらい高校群です。その中でも目を引くのが、昨年に引き続き倍率を伸ばす松蔭高校。やはりAB共通校となったことが大きいように思えます。


偏差値45~55
中村 2.37→3.02
春日井南 2.22→2.24
市立北 1.75→1.91
山田 2.40→2.24
中村がグッと伸びました。0.7倍も伸びるとは正直予想外でしたね。後は目立った変化はありません。この辺りの高校群はちょっと辺鄙な場所にあるので通いにくいんですよね。それもあって主に地元の子がメインで進学する高校なので、群やグループが変わらない限り劇的に変わることは無いでしょう。



 で。ここからが本題なのですが、とある生徒が、先生に「今年は中村が狙い目だからどうだ」と言われて志望校を変更したそうです。でも蓋を開けてみれば中村はグッと倍率を伸ばしており、狙い目とは程遠い状況。

 実際のところは、見かけ上の倍率が上がっていても自分より下の生徒が増えているなら実質的な倍率は変わりません。自分のレベルが届いていないなら、1.1倍だろうが100倍だろうが合格出来ません。しかし、やはり一般的に倍率と言えば低ければ低いほど有利かと思います。

 これは学校非難とか教師非難ではなく、受験は水物であり予想が難しいという事です。出題される問題も毎年変わりますし、志望者や倍率も変わってきます。だから学校だけでなく私にも予想出来ません。学校だけに事前に流出する情報があれば話は別ですが、教師をしている知人に聞く限りそんなことはないようです。

 私や先生もある程度の経験とデータは持ち合わせていますが、それでも「今年〇〇高校はどうですかね?」と言われれば「分かりませんねぇ」としか答えようがありません。せいぜい、今年はこんな問題が出そうだなとかその程度です。もちろん、共通校になったり群やグループが変われば話は別ですが、そうでもないなら本当に分かりません。

 だからこそ、倍率なんか気にしても仕方ないのです。これは気休めとかではなく、そもそも受験は成績順に規定人数が合格する仕組みです。倍率が3倍だろうが100倍だろうが、100人しか受からないのなら100位以内に入っておけば合格率は100%です。100位以内に入る努力をすればいいのです。

 自分より遥か上のレベルの子ばかりが受けるわけではありません。内申点と学力を加味して、ある程度合格が見込める高校しか受けないわけですから、受験生は誰しも自分と似たようなものです。倍率を見て一喜一憂する暇があったら1人でも抜かす努力をすべきだと考えていますので、(怠けている生徒に発破をかける場合を除いて)基本的に倍率を告げないようにしています。

 あまりにも私から受験に関する情報を生徒に開示しない為、本当に先生は調べてるのか?と思われているかもしれませんが…(笑)考えあってのことなのでご理解下さいませ。



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名古屋松陰塾ナゴヤドーム南校

【自習席完備】【通い放題】
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の、完全個別指導の学習塾です。
ロボット教室も開講しております。

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【矢田中学】【振甫中学】【桜丘中学】【若水中学】【千種台中学】【愛教大付属中学】【私立愛知中学】【南山中学】【東海中学】



★抜粋記事★
50分授業は長い?短い?







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