記述問題には語彙力が必要

だである
09 /12 2017
 先日、とある生徒が国語の記述問題を質問しに来た。

 記述問題には、大きく分けて「文章中の言葉を使って書きなさい」と「文章中から抜き出しなさい」の二つのパターンがある。文字数は規定文字数以内であったり、ちょうど規定文字数であったりするが、大別すればこの2つだ。後者は比較的簡単で、答えが含まれているであろう段落、文節が見つかればもう解けたも同然だ。段落ごとの場面と時間が理解出来ていれば難しい問題ではない。そっくりそのまま抜き出すだけで良い。

 多くの生徒が躓くのが前者だ。

 この手の問題は制限される文字数が50文字~100文字と比較的多く纏めにくい。また文章中の言葉を使って書けという指示が余計に生徒を混乱させがちだが、はっきり言って文章中の言葉を使ってという指示はあまり気にしなくてもいい

 そもそも、文章中の言葉を使って、という場合だが、

 「むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが居ました。おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に行きました。」という文章があって、「おじいさんはどこへ何をしに行きましたか?」という問いがあったとする。答えは「山に芝刈りに行った」で正解だが、厳密に言えば文章中に「」は存在しない。では「山に芝刈りに行きました」でなければならないかといえばそうではない。文章中の言葉を使ってというのは揚げ足取りに使われるのではなく、時間や場所、人物などを捏造するなよという意味だ。

「富士山に芝刈りに行った」・・・もしかしたら富士山かもしれないが、書かれていない。
「川に芝刈りに行った」・・・文章中の言葉は使っているが事実と異なる。
「かぐや姫を助ける為に山に芝刈りに行った」もしかしたらそうかもしれないが、書かれていない。

 だが、登場人物の心境を答える場合は話が変わってくる。登場人物の考えていることや気持ち、感情は全て書かれているわけではない。先ほどの文章を例に挙げると、おじいさんは喜んで山に芝刈りに行ったかもしれないし、おばあさんは嫌々川に洗濯に行ったかもしれない。それは文章中の前後から察するしかない部分であり、登場人物の心境について答える場合はある程度の想像が許される部分だ。

 文章中にない言葉をひねり出すとき、その人のボキャブラリーが問われる。「悲しみ」には残念、無念、悔しい、後悔、反省、切ない、辛い、心苦しい、断腸の思い、など様々な表現がある。「怒り」にも義憤、憤慨、憎悪、腹を立てる、怒髪天を衝く、堪忍袋の緒が切れる、地団駄を踏む、など様々な表現がある。登場人物の境遇や場面、心境に合わせて適した語句を使うべきだが、その際に語彙力が必要になる。

 語彙力がない子は全てを喜怒哀楽で表現しようとする。悲しんでいる様子であれば「悲しい」としか書けない。「悲嘆に暮れる」という言葉は出てこない。そうなると文字数を調整しづらく、また、どこかズレた答えになりがちだ。語彙力を軽んずることなかれ。

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学力と遅刻欠席の「因果関係」

だである
09 /08 2017
 皆さんは「因果関係」と「相関関係」の違いをご存知でしょうか?

 因果関係とは書いて字のごとく、原因と結果の関係のことで、相関関係とはそれに伴って現れる結果の関係性のことです。つまり、相関関係は単なる事実でしかなく、原因と結果の関係ではないということです。

 分かりやすく例えると、学校に毎日無遅刻無欠席で通学しているA君と、毎日のように遅刻と欠席を繰り返すB君がいたとします。二人の成績を比べたところ、A君の方が良い成績だったとします。この時、多くの人が「遅刻欠席と成績が因果関係にある。遅刻欠席しなければ成績は良くなる」と考えるかもしれませんが、実はこれは過ちです。遅刻欠席と成績は単なる相関関係でしかありません。結果としてそうなっているだけで、遅刻欠席が原因ではないのです。

 この件だと、学校に毎日のように遅刻欠席することを許してしまっている家庭に問題があります。学校とは社会の縮図であり、人間社会で生きる上で重要なマナーやモラル、人付き合いや知識を学ぶ大事な場です。子供に教育を受ける義務はありませんが、大人には教育を受けさせる義務があります。子供は大人を見て育ちます。家庭が教育を軽んじている限り、仮に毎日学校に通うようになったとしても成績が上がることは無いでしょう。

 あくまで一例ですが、これが因果関係と相関関係の違いです。なぜ子供の成績が上がらないのか?名古屋松陰塾ナゴヤドーム南校はそれを一緒に考え、一緒に解決する塾です。

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知らない、分からないを無くす。

だである
09 /04 2017
 さて、夏期講習も終わり、今日から学校の授業が始まる。この夏、特に中学3年生に対しては、「知らないこと」「分からないこと」を無くすことを心がけて指導してきた。向陽、瑞陵、千種といった公立上位校を目指す子らであっても、というより、志望校や成績の良し悪しに関わらず全員が、大なり小なり何かしらの知識を欠損したまま二年半を過ごしてきている。

 だからこそ、小学生から中学3年生まで、全員に対してこの夏は復習に時間を割いた。「知らなかった」「分からなかった」部分を無くす為に。知っているが解けない、分かっているが解けない、そういう部分は反復演習を繰り返し、問題のパターンに慣れたりスピードを上げることで必ず解けるようになる。しかし、知らないから解けない、分からないから解けない、これらはまず知識を仕入れなければ100年経っても解けるようにはならない。

 ではこれからは?秋、冬とかけて何をすべきなのか。ここから先は、未習範囲の学習を疎かにしないようにしつつ、これまで習ったこと(主にこの夏に復習した事)をブラッシュアップし、発展問題・応用問題レベルに対応出来る力を付ける。その為にはひたすら問題を解く。英単語、熟語、文法の復習をしたのは長文読解を素早く行うためであり、漢字や熟語、慣用句の知識を付けたのは文章題を正確に読解する為だ。公式や図形問題のテクニックを復習したのは、より難解な文章題や図形問題を解くためであり、元素記号や酸化還元反応について学んだのはこの先のイオンを正しく理解する為だ。

 あとはその土台の上に、受験に耐えうる建造物を構築していくだけだ。ひたすら問題を解く。より早く、より正確に。残り半年でどれだけの時間を勉強に割けるかが勝負を分ける。

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書くこと。

だである
08 /31 2017
 私は授業中、必ずノートに式や単語を書かせる。見ているだけ、聞いているだけでは何にもならない。100%理解しているなら書かなくてもいいが、それならそもそも塾に通う必要はない。逆説的に、塾に通うならノートを取らなければならないのだ。これは学校でも同様のことが言える。

 近年はプリント学習が主体の学校が増えた。それの良し悪しはさておき、プリントの空欄を埋めるだけでは勉強にならないことは周知の事実であり、「しっかり授業を聞くこと」「板書は一言一句漏らさず書き写すこと」を徹底して指導しなければならない。その為にも、塾での指導は書き写すことに重点を置いて指導している。

 今日も中3にいくつか英語を指導するにあたり、書き込ませることを指摘した。英語の長文読解には、主語と動詞の理解が欠かせない。誰が何をするのか、何が何なのかを理解したうえで、目的語や補語、助動詞や進行形・受動態・完了形などの文法に線を引き、文章の構造を把握する。これを素早く行えるようにならなければ長文読解は出来るようにならない。

 ノートに書くだけでなく、とにかく問題文だろうと設問だろうと、教科書だろうとワークだろうと書き込む。書いた量だけ学力が付く。使ったシャーペンの芯の数、使い尽くした鉛筆やペンの数だけ学力が付くのだ。とにかく書いて書いて書きまくることを徹底して指導している。ちなみに塾で使うノートは何冊でも無料で配布しています。気にせず書きまくってください。


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どうしてこうなるまで放っておいたのだ。

だである
08 /29 2017
 とある生徒が数学の問題が解けずに悩んでいた。仮にAさんとしよう。Aさんは中学3年生だが入塾してきたばかりで、あまり勉強が得意ではない子だった。特に数学が壊滅的で、分数の掛け算が出来たりできなかったりというレベル。つまり、小学生3年生だか4年生だかのレベルで躓いたまま5~6年間きてしまったのだ。

 分数の計算が出来なければ、大袈裟ではなく中学レベルの数学はほとんど解けない。どうしてこうなるまで学校の先生は放っておいたのか。あるいは保護者は放っておいたのか。恐ろしいことに、うちに転塾する前に個別指導の学習塾に通っていたそうだ。どうして個別指導でここまで弱点を残したまま指導出来るのか。

 恐らく、というよりほぼ間違いなくAさんにも問題がある。しかし、子どもに問題があるのは当たり前のことだ。聖人君子のような子など見たことがないし、実際に居れば恐怖心を抱くだろう。肉体的にも精神的にも未熟な人間を御すのは保護者の仕事だ。子どもとしっかり話し合い、一緒に将来を見据え、どうするのか、何をすればいいのかを一緒になって考えてやる必要がある。

 ただ単に「学校にはきちんと通わせてる」「塾にも通わせてる」ただそれだけでは、保護者としての責任を放棄し、学校や塾に転嫁しているに過ぎない。学校や塾は所詮他人に過ぎない。最も大切なのは、親子でしっかり向き合うことだ。子供任せにしていては運任せにしていることと変わらない。

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【再掲載】模試と補講について

ですます
08 /25 2017
先日も同様の記事を書きましたが、念のためにもう一度アナウンスさせていただきます。

明日、8月26日(土)に月曜・火曜に受講している生徒対象の補講を行います。

時間帯は15時~16時30分(中2)と、16時30分~18時(中3)です。

早めに来たり、残って自習していってもらっても結構ですが、通常授業とは異なり6時には教室を閉めます。

大雨・洪水警報により休講となった分の補講ですが、基本的にこうした補講は今後行いません。今回は夏休み期間中であり、また中3生が部活を引退しており、土日に時間が確保できたために実施するものです。ご了承下さい。



次に、明後日8月27日(日)の模試についてのご案内です。

13時集合、13時30分開始です。

終了時刻は学年によって異なりますが、概ね18時前後になります。

円滑な進行の為に遅刻欠席のないようお願い致します。

特に当日欠席した場合、模試を五教科実施できず、不十分な状態で提出することになる可能性がございます。

また、志望校コード表をお渡ししておりますので、ご家庭でご相談の上、当日持参のほどよろしくお願い致します。



進路相談も実施中です。

志望校、通学経路、交通費、学力(偏差値)、群やグループによる組み合わせなどの相談にも乗っております。

お気軽にお問い合わせ下さい。

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模試について

ですます
08 /21 2017



 というわけで、各自27日(日)までに志望校の設定をお願い致します。空欄でも構いませんが、せっかく無料で合否判定が出せますので、私立受験は考えていないという方もご記入いただければと思います。



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後半戦スタート

だである
08 /18 2017
 8月16日(水)を以てお盆休みを終了とし、昨日17日(木)から授業を再開している。この一週間でなるべく学校の宿題を終わらせておくようにと指示しておいたが、まだ終わっていない、大量に残っているという子も少なくない。しかし、いつまでも学校の宿題をダラダラ続けていくわけにもいかない。夏休み前半は学校の宿題などの持ち込みを許可していたが、後半はそういったものを禁止し、学校の宿題は家でやってもらう。前学年や一学期の復習、二学期の予習や定期試験の為の土台作りなど、やることは山積みなのだ。

 成績向上には自己管理が欠かせない。遊びたい気持ちを節制し、まずはやらなくてはいけないことから着手してもらう。全てが終わるまで遊ぶなと言うつもりはないが、優先順位すらつけられないようでは困る。



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部活動選びは慎重に。

だである
08 /10 2017



 さて、夏期講習が始まって二週間近くが経つ。部活動に執着し過ぎるがあまりこの時期の勉強が疎かになってしまう子を毎年見る度に思うのだが、部活動選びは保護者が一緒になって慎重に選ぶべきだと思う。

 予めことわっておきたいのだが私は部活動には賛成だ。勉強ばかりでは頭でっかちになるというのも間違いではないと思うし、そうした精神論を抜きにしても成長期である中学生という時期に運動をしておくというのは将来のことを考えてもメリットが多いと思う。しかし、二兎を追う者は一兎をも得ずというように、何かを得ようと思えば何かを犠牲にしなければならないのが世の常だ。部活と勉強の両立は難しく、だからこそ文武両道は尊いものとして扱われる。

 部活動は、時間より何より体力と気力を奪われるイベントだ。文化系ならいざしらず、この炎天下、あるいは凍える寒さの中、朝から、あるいは夜まで体を動かして疲れないわけがない。文化系だってそこまで汗は流さないものの、部活の時間だけで言えば運動部より多いところはいくつもある。ある意味運動部よりしんどいかもしれない。いくら若いとはいえ気力と体力は無尽蔵ではない。仮に部活動が昼過ぎには終わるとしても、そこから塾に行って、もしくは自室で机に向かうとなって嫌気が差さないわけがない。少し遊んでから、寝てから、そうしているうちにズルズル時間が過ぎてゆく。



 とは言え、何も学年最上位やトップ校を目指すばかりが勉強ではない。私立推薦を狙うも良し、公立ならどこでも良いというスタンスでも良いだろう。進学しないというのも選択肢ではあると思う。だが、どうするにせよ最低限目指さなければならないラインというものが存在する。私立推薦にしたって内申点や一定の成績は必要だし、いくらどこでもいいとはいえ公立高校も名前を書けば受かるというわけではない。進学しない塾生は見たことがないが、それにしたって社会に出て困らない程度の一般常識は必要だろう。

 問題は目標に足りていないときだ。目標を下げるか、現状を変えるかのどちらかが必要になる。部活を辞めるのも手だし、部活を続けるなら今まで以上に頑張らなければならない。目標を下げるならどこまで下げるのかを検討しなければならない。見て見ぬふりをして現状維持のままズルズルいくことは本人にとってデメリットしかないのだ。



 本校では、年に3回以上の二者面談を設け現状と目標のすり合わせを行っている。なぜ三者でないのかという理由はまたの機会に詳しく書きたいと思うが、中学生というのはまだ子どもであり、やはり保護者が手綱を握ってやるべきだと考えているからだ。本人任せにしていてはクラスの雰囲気が変わる九月、十月になるまで動きださない。その時点ではとっくに手遅れになっているのだ。

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補講と模試予備日について

ですます
08 /09 2017
 昨日より補講と模試予備日についてのお手紙をお配りしております。ツイッターでも書きましたが、念のためブログの方でも書いておきます。






 通常、気象警報等による休講つまり塾都合でない休講については原則として補講を行いませんが、①月曜・火曜に休講が重なっていること、②夏休みで纏まった時間が確保出来ること、から補講を行う事に致しました。月曜・火曜に受講している生徒向けではありますが、それ以外の曜日の生徒も自習室として使っていただいて結構です。特に、まだ夏休みの宿題が終わっていない生徒に関しては半強制的に呼び出す予定でいます。



 次に模試予備日についてのご案内です。模試は8月21日~31日にかけて順次実施予定ですが、5教科を受験する為には40~50分×5教科、つまり5時間程度が必要になります。週1、週2コースでの塾生はそれだけの時間が確保できない可能性があるため、予備日として8月27日(日)を開放しております。こちらは26日(土)とは異なり模試の為だけの開放になりますので授業は一切行いませんし自習も不可とさせていただきます。

 また、中学3年生もとい受験生については、本番を意識した5教科連続の受験が好ましいため、なるべく日曜日の一括受験を推奨しております。日曜日に一括で受験出来ればその分平日の勉強に回せますし、本人と相談の上で時間を設定させていただければと思っております。



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